〔話芸の魅力〕

「講釈師 見てきたように嘘をつき」や「講釈師 扇で夢をたたき出し」という川柳があります。

これはとてもよく講釈師を表した川柳で、実際に体験したりその場に居合わせて実際に見てきたように事象を語り私達を夢の世界へ誘ってくださいます。

講釈師は講談師ともいわれその区別はありませんがどうも武士階級が崩壊したあたりから町民にいろんなお話を聞かせてくれるあたりからか「先生」と呼ばれるようです。

落語のように話の最後に「さげ」「おち」はありませんが、そのお話の内容次第ではドキドキしたりワクワクしたり、ほろっと涙をこぼしてしまったり、クスクスって笑ってしまったり。またジャンルも色々で大坂の陣をイキイキと描いた「難波戦記」をはじめ「太平記」等の「軍機物」や特定の人物のエピソードを語ったもの、また大流行の「忠臣蔵」等様々です。

さて、「落語」は近年のブームでご存知の方も増え色んなところで落語会が開催されており、またテレビでも頻繁に取り上げられていることからご存知の方も多いようですが、その歴史は古く大阪や京都、東京それぞれに成り立ちが異なるようです。また小学校の教科書には「寿限無」や「時うどん(時そば)」が掲載された事でいっそう身近なものとなっています。
私の住む大阪では2006年9月、天満の天神さんの近くに「繁盛亭」が出来て以来、毎日落語を聞くことができました。
本当にありがたいものですね。